『クジラのいた夏』

イントロダクション

若者から大人への旅立ちは、すでに引かれたレールの上を生きることへの抵抗感と、
生きる目的を探したいという焦燥感が絡み合うモラトリアムな期間。
本作品は日本のどこにでもある地方都市に住む4人の若者が抱える悩みを、
等身大のキャストを揃え瑞々しいタッチで描き出した青春ストーリーだ。
主人公チューヤには今をときめく若手実力派俳優、野村周平。
チューヤを取り巻く悪友たち、J“ジェイ”役には映画・舞台など幅広く活躍する松島庄汰、
ギズモ役には惜しまれながらも今年2月で芸能活動を休止した浜尾京介、
町田役には元サーターアンダギーで歌手としても活躍する松岡卓弥など蒼々たる顔ぶれが名を連ねる。
監督・脚本には、『江ノ島プリズム』で邦画の青春映画で、久々にスマッシュヒットを叩きだした期待の新鋭、吉田康弘。
若者たちにちょっと勇気を与え、ほろ苦い感動を与える爽やかな青春ストーリーが誕生した。